『点数計算のやり方がいまいち分からない…。』
『フリーに行ってみたいけど、点数計算が覚えられない…。』
『点数計算ってどれくらいできたらフリーに行けるんだろう?』
点数計算は、麻雀を始めると誰しもぶつかる最初の関門です。
麻雀の役をある程度覚えてくると、満貫・跳満・倍満・三倍満などの符計算を必要としない点数計算が出来るようになっていきます。
しかし、4翻以下の”符が絡む点数計算”はできない人がかなり多く、これが全くできないとフリーデビューは厳しいです。
この記事を最後まで読めば、以下の悩み事を解決できます。
- 符計算のやり方が分からない…。
- 4翻以下の点数を、なかなか覚えることができない…。
- フリーに行きたいが、どのレベルまで点数計算できればいいのか分からない…。
麻雀にとって、点数は勝敗を決める大事な要素の一つです。
点数計算ができるようになると、オーラスで相手を100点差で捲ったり、相手の順位をコントロールして有利なポジションを保てたり、麻雀の面白さが格段にアップします!
是非、最後までご覧ください。

最後まで読んで、フリーデビューを目指そう!
TENHO式:点数表の覚え方
早速ですが、こんな点数表を見たことありませんか?

点数計算を勉強しようとすると、必ず見ることになる↑の表。
符って何?チートイツって点数変わるの?ツモピンフって何?
皆さんのお気持ち痛いほどわかります。なぜなら私も、皆さんと同じ壁にぶつかったからです(笑)
最初は覚えることを諦めて、1翻1000点、2翻2000点と、簡単な計算しかしていませんでした。
そんな私でも点数計算を克服できたコツは、以下の4つです。
- 40符より上は覚えなくていい
- チートイツは覚えなくていい
- 最初覚えるのは子だけでいい
- ツモピンフは気合で覚える!
順番に解説していきます!
40符より上は覚えなくていい
点数表で厄介な点1つ目は、20符から110符まである点数の種類です。
人間は覚えることが多いほど、やる気が無くなってしまう生き物なので、ここで挫折する人はとても多いです…。
そこで、私がお勧めする方法は40符以上の計算を捨てるということです!
例えば、麻雀のアガリでよく出るのは20符から40符までです。
反対に、50符以上は1日中打ったとしても数回くらいしかでません。
つまり、出現確率の多い20符から40符まで覚えておけば何の問題もないんですね。

仮に50符以上が出ても、フリーでは教えてくれる人がほとんどだから安心して👍
ここまで読んでくださった方が覚えやすいように、20符から40符までしか書いてない“TENHOオリジナル点数表”を作成しました。
保存・転載OKなので、これを見ながら点数計算してフリーデビューを目指しましょう!


出ないものを覚えても仕方ない。
余裕が出てきたら50符を覚えていくくらいで全く問題ないよ👍
チートイツは覚えなくていい
点数計算で厄介な点2つ目は、”チートイツ”です。
チートイツとは、トイツ(2枚同じ牌)をチー(中国読みで7のこと)個集める役の事で、25符というよく分からない符設定がされています(笑)
そんなチートイツの点数表ですが、最初は覚えなくていいです。
理由として、チートイツの出現確率は2.52%と言われており、点数計算をする機会が圧倒的に少ないからです。
例えば、100点満点のテストで配点が2点しかない問題を一生懸命覚えるのと同じで、出現確率の少ない問題を覚えることは効率が悪いです×
そういった理由から、私は出現確率が低く計算する頻度の少ないチートイツは覚えないことをお勧めしています。
もし、アガれたときは同卓者に点数を教えてもらいながら少しづつ覚えていきましょう!
覚えるのは子の点数計算だけでいい
点数計算で厄介な点3つ目は、親と子でアガリの点数が違う事です。
実際は子の点数を1.5倍するだけではあるのですが、最初は他にも覚えることが沢山あり混乱してしまうでしょう。
なので、覚えるのは子の点数計算だけに絞りましょう。
覚える箇所を絞ることによって、効率よく点数計算を理解できます👍
子を覚えれば、親の点数計算はすぐに覚えられますので、騙されたと思って実践してみてください!
ツモピンフは気合で覚える!
点数計算で厄介な点4つ目が、ピンフをツモった時です。
ピンフの出現確率は20%と高く、この計算を覚えなければフリーデビューは厳しいです。
符計算が必要なピンフをツモった時の計算は、3種類しかありませんので気合で覚えましょう🔥
- 2翻(例:ピンフ、ツモ):400,700
- 3翻(例:ピンフ、ツモ、ドラ1):700,1300
- 4翻(例:ピンフ、ツモ、ドラ2):1300,2600
上から順に『4本、7本』『ナナ、トーサン』『イチサン、ニーロク』で覚えましょう!

ピンフツモの場合は、4翻あっても満貫にはならない( ..)φメモメモ
ここまでのまとめ

以上が点数表の覚え方になります。
今回のコツと点数計算表をまとめた画像を作りました。
こちらも保存・転載OKなので、これを見ながら点数計算してフリーデビューを目指しましょう!
大事なところにだけ要点を絞って効率よく覚えましょう!
TENHO式符計算:符計算が分からない人へ

ここまでで、計算表の覚えるべき箇所について解説しました。
しかし、計算表を覚えても肝心の符計算が出来なければ意味がありません。

この符計算が苦手意識を持たせているんだよね…。
符計算が苦手な人は、”符が上がるのが良く分からない”という人がほとんどです。
しかし、符が上がるパターンは実は以下の3パターンしかありません。
- 愚形をツモったときに、手牌にヤオチューハイの暗刻があるとき。
- アガったときに暗刻・明刻が2つ以上あるとき。
- カンしたとき。
暗刻、またはカンをしていない限り符計算は必要ありません。
先ほどの計算表を覚えれば、実はもうフリーデビューできるんですね!
ではもし、暗刻やカンをしてアガった場合、どういった対処をすればいいのか解説します。
愚形をツモったときに、手牌にヤオチューハイの暗刻があるとき

・ヤオチューハイとは、字牌と数牌の1と9の総称を意味します。
字牌の東南西北白発中、萬子の1と9、筒子の1と9、索子の1と9の合計13牌あります。
・愚形とは、待ちが悪いこと。
ここでは”カンチャン、ペンチャン・単騎待ち”を指します。
愚形や単騎をツモった時に、手牌にヤオチューハイの暗刻があるときは符が上がります。
理由としては、↑の条件だと11符まで到達して符が上がるからです。(例:30符→40符)

符が上がる代表的なパターンだよ!
サッカーで例えるなら、符が11人集まった瞬間チームのレベルは30符から40符に上がります(笑)
例えば、ヤオチューハイの暗刻は8人(8符)分の働きをしており、あと3人(3符)集めるとチームがレベルアップします。
ツモは2人(2符)集めることができます。これで今10人(10符)集まったのであと1人でチームがレベルアップします。
最後のメンバーは、愚形です。カンチャン、ペンチャン・単騎待ちはアガると2符つきます。
これで計算すると、暗刻8人+ツモ2人+愚形2人で12人集まったので、30符から40符にチームのレベルが上がります。

21人(21符)集まると、40符から50符にレベルアップするよ!
カンしない限り、滅多にないけどね( ..)φ
この手牌は何点でしょうか?
これが分かればフリーデビューは余裕です👍
※子で計算

ツモ・ドラ1の2翻で、暗刻8符+ツモ2符+愚形2符=12符。
30符から40符に上がるので、”700,1300″になります。

計算上手くいったかな??
アガったときに暗刻・明刻が2つ以上あるとき

明刻(ミンコ):ポンをして同じ牌3個をそろえたもの
暗刻(アンコ):ポンをせず配牌やツモで揃えた刻子のこと
中張牌(チュンチャンパイ):数牌の2~8のこと
アガった時に、暗刻と明刻が合わせて2個以上あると符が上がる可能性は高いです。
が…
これは覚えなくてもOKです!
アガったときに『これ符は上がりますか?』と同卓者に聞きましょう。
理由としては、計算が複雑な割に出現頻度がそこまで高くないからです🔥

ここでは『これは符が上がるかもな?』と思えることが大事!
例えば、暗刻・明刻それぞれの符は以下のようになります。
- 暗刻:ヤオチューハイで8符、中張牌で4符
- 明刻:ヤオチューハイで4符、中張牌で2符
- (例).ヤオチューハイの暗刻が8符、ヤオチューハイの明刻が4符なので12符になりレベルアップします。
- (例).ヤオチューハイの明刻3つ集めれば、12符になるのでレベルアップします。
ややこしくないですか?
正直、この辺の計算はかなり面倒です(笑)
この計算に加えて、愚形やツモの符も計算しないといけませんので、頻度が少ない割に負担が増えるのです。
なので、ここで私が提案したいのが、
“4翻以下でアガったときに暗刻・明刻が2つ以上あるときは同卓者に聞く”です。
これを覚えておけば、ややこしい計算をしなくていいのでフリーでも問題なく進行できます👍
符計算は英語と同じで、やっていくと気づいたらできるようになっているものなので、
とにかく今は麻雀をすることが大事!
徐々に覚えていきましょう!
この手牌は何点でしょうか?
フリーデビューはもうすぐそこ!

”暗刻が2つあるので同卓者に聞く”
です(笑)
分からなかった人もいると思いますが、全く問題ありません。
ここでは、『これは符が上がるかもな?』と思うことが大事です。
せっかく考えていただいた方には申し訳ないので、ちゃんとした答え張っておきます!
ツモ・ドラ1の2翻で、暗刻8符+暗刻4符+ツモ2符=14符。
30符から40符に上がるので、”700,1300″になります。
カンをしたら符計算は任せよう!

カン:同じ牌を4枚そろえて槓子(カンツ)を作ること
カンをすると、符は100%上がります。
なので”カンをして満貫以下だったら同卓者に聞く”これを覚えましょう!
自分で計算しなくてもいい理由としては、計算がとにかく複雑だからです。
カンの符内訳は以下のようになります。
- 暗槓:ヤオチューハイで32符、中張牌で16符
- 明槓:ヤオチューハイで16符、中張牌で8符
見ていただくと分かるように、符の値が大きいのでレベルアップの幅も大きく、
点数表を50符~70符くらいまで覚えておかないといけません。
カンの頻度を考えたら、これを一から覚えていくことはコスパが非常に悪いです(笑)
なので、”カンをして満貫以下だったら同卓者に聞く”。
これを覚えれば、フリーでも問題なく点数申告できます👍

”カンをすると符が上がる”ということを覚えておくことが重要だよ!
まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました!
このブログでは、初心者がフリーデビューできるまで成長できるような記事を書いています🌸
点数計算はフリーデビューの障害の一つで、最初はとても難しい気持ち凄くよく分かります。
ですが、今日記事で書いたこと(以下参照)を理解できれば、フリーの点数計算で困ることはないでしょう。
- 40符より上は覚えなくていい。
- チートイツは覚えなくていい。
- 最初覚えるのは子だけでいい。
- ツモピンフは気合で覚える!
- 愚形をツモって、手牌にヤオチューハイの暗刻がある時は符が上がる!
- 満貫以下をアガったときに、暗刻・明刻が2つ以上ある時は同卓者に聞け!
- カンして満貫以下をアガったら同卓者に聞け!
しつこいかもしれませんが、点数計算はある程度できれば麻雀はできますし、フリーにも行けます。
できない内は、とにかく麻雀をやることが大事なので失敗を恐れず点数計算していきましょう!
皆さんのフリーデビューを応援しています🔥

またね~!