皆さんこんにちは!リョウマです😁
今日は退去費用を0円にする方法や、退去までの仕組みなどについて解説していきます。
賃貸を50%以上安く借りる方法についても過去にまとめていますので、良かったら見てみて下さい👀
では、早速見ていきましょう!
目次
不動産業界というのは、闇が深く、退去の際にその猛威を奮う傾向にあります。
- キレイに使っていたのに30万円請求された。
- 退去に立ち会い、高額な請求をされ、サインしないと帰さないと脅された。
- 5年住んでいたアパートでクロス全面張替えを要求された。
- 最初から合った傷なのに4万円請求された
- 『美装代』という名目で5万円以上取られた。
など、他にも様々なボッタクリ事例が多発しているのが現実です・・・
しかし、そんな賃貸トラブル。しっかりとした知識があれば退去費用を0にすることが可能です。
知らない人は、入居でもボッタクリにあい、退去でもボッタクリにあうことになります。
皆さんはそんな『絶好のカモ』にならないよう、この投稿を読んで一緒に勉強しましょう📚
退去費用とは、『退去時に自分が汚した所・壊した所を元に戻す費用』のことです。
これを『原状回復』とも言ったりします。退去する際には不動産屋はこの原状回復を私達に求めてきます。
ここで勘違いしてほしくないのが、
❌原状回復とは借りた当初のように戻すこと。
ではなく、
⭕生活していて発生してしまう汚れ・傷み以外で、物件に与えたダメージを回復させることです。
この勘違いが、退去によるトラブルの原因の一つになっています。例を見てみましょう。
ここ、畳かなり傷んでますね・・・退去時は新品にして下さいね。
(退去時は原状回復させないといけないんだよな・・・)
分かりました。新品にしてお返します・・・
(カモだなーw)
ありがとうございます(^^)
こんな風に、知らないと勘違いを逆手に取って多額な請求をしてくるんですね!
ちなみに、畳の傷みは自然損耗になるので、払う必要はありません❌
皆さんは部屋を退去したことが有るでしょうか?
- クロス代
- フローリング補修
- 鍵交換代など
これらを凄く取られた人はいませんか?今日はこれをバッチリ対策して、ボッタクリにあわない情報強者になりましょう!
なぜボッタクリは起こるのか?これは当然、儲かるからです。
ボッタクリにより儲かる人たちは以下の3人です。
- オーナー(家主)
- 管理会社
- 立ち会い業者
ここでこの3人の生態・稼ぎ方を見ていきましょう👀
僕は君が住んでる部屋のオーナー。
修繕費を払いたくないから、退去者には出来るだけ新品にして返してほしいな!
僕たちは君が住んでいる部屋の管理をしているんだけど、
いつも家賃の5%しか貰えないから儲けが悪い。だから退去時くらい多めに請求しても良いよね♫
僕たちは退去費請求を管理会社から依頼されることがあるよ!ボッタ分が儲けになるから沢山ボラせて❤
この中でも、管理会社が立ち会い業者に依頼した場合が最悪で、ボッタ分がそのまま儲けになるため、
修繕費の上乗せや、修繕項目を平気ででっちあげて、好き放題請求してくるので注意が必要です⚠
ねー本当に退去費用0円にできるのー?相手は超悪い人達だよー?
出来るよ😁法律や知識を使えば、ボッタクリ業者なんて吹けば飛ぶゴミと一緒(笑)
退去費用を0円にできる理由をまとめたけ、見てみようか!
原状回復とは生活していて発生してしまう汚れ・傷み以外で、物件に与えたダメージを回復させることです。
じゃあ、逆に言えば生活していて発生してしまう汚れ・傷みなどのダメージは、
僕が負担しなくてもいいっていうこと??
うん。その通りだよ!
でもそれを知らなくて、払わなくてもいい費用を払っている人はとても多いんよ。
やけ、家主が払うべきもの・入居者が払うべきものについて、まとめたけ見てみようか👀
・自然損耗
・冷蔵庫や、テレビの裏の壁に黒ずみ(電気焼け)
・地震によって割れた窓ガラスなど
・飼っているペットが柱に傷や匂いを付けた
・子供の落書き
・入居者の故意による破損
・家具設置によるフローリングの凹みなど
退去時にこの範囲を曖昧にして、自然損耗の分まで請求してくる業者がボッタクリ業者になるんやな
また、裁判所の原状回復の考え方としても、
- 建物の通常損耗部分を元に戻すことではなく、
- 借り主の故意・過失等による劣化の回復を意味すると判断しています。
また、国土交通省のガイドラインでも、原状回復とは入居者が借りた当時の状態に戻すことではないと明確化しています。
原状回復が何かしっかり知っておけば、圧倒的に不利なのは不動産業界ということだね🔥
これは、『故意に傷を付けても、残存価格だけ負担すればいいよ』ということです。
残存価格とは、今その商品に残っている価値のことです。
例えば、買った当時は10万円した壁紙クロスでも、6年経てば残存価値は0円になります⭕
0円のモノをいくら傷つけても0円は0円です。
でも、6年経てば0円なんて何か基準でも有るの??
良い質問やね!残存価値は、モノの耐用年数で決まっちょんよ!下の表を見てみようか👀
- 畳・カーペット・クッションフロアは6年
- 流し台は5年
- エアコン・クーラー・インターホンは6年
このように、モノの耐用年数は決まっています。
本来であればコレを元に計算して、正しい現状回復費用を求めるのですが、
ここをボッタクリ業者は平気で、
6年経ってるからクロスがボロボロだ!
このまま退去は出来ないので10万円で新品にしましょう⭐
こう言ってくるんですね(笑)これを読んでいる方は大丈夫だと思いますが、知らない方は10万円払っちゃいそうですよね。
例えば、残存価値の残っているフローリングを傷つけた場合、その傷つけた箇所を負担するだけで良いということです⭕
悪質な業者の場合、
あーここのフローリング傷ついてますねー・・・請求書に入れておきますね。
こういって、請求書を見てみると部屋のフローリング全面を張替えした代金を請求されることがあります。
しかし、本来は傷つけた箇所だけでいいので(もちろん残存価格のみ)払う必要は無いです❌
賃貸を借りると必ず火災保険に入ります。
意外と知らない人が多いのですが、火災保険の借家人賠償を使えば、部屋の傷を保険会社が負担してくれます。
しかもこれは、何度でも使えて、車の保険のように来年から保険料が上がることも有りません👍
火災保険で、傷つけてしまった箇所を直しておけば、退去の際にかかる修繕費を無くすことが出来ます。
火災保険は入居中じゃないと使えんけ、入居中に直しちょかんといけんで!
退去する時に、ハウスクリーニング代・鍵交換代その他モロモロ請求されてさー、
あまりに高かったんで断ったら『特約に記載してますよ?』って言われて、
何も言い返せず10万以上払っちゃったよー😤
ほんま!?特約は無効な場合がほとんどなんよ?それはやられちゃったねぇ(笑)
特約には大抵、不動産屋が有利になるよう様々なヤバイことが書いてあります。
- 退去時には立ち会いが必須。
- 退去時には、ハウスクリーニング代3万円払ってください。
- 退去時には、鍵交換代もあなたが負担してください。
など、本当好き勝手書いていますが、実はこの特約、無効な場合が多いです。
なぜかというと、特約は以下の3つの条件を満たさないと、特約として認められないからです。
- 具体的な金額が記載されていること
- 契約者がきちんと内容を認識していること
- その特約ページに記名押印があること
この中でも③の条件を満たしていることは、ほぼありません(笑)
①②は出来ていても、特約ページに記名押印が無ければその特約は無効になります❌
実際に、裁判でも1つだけ満たしておらず特約が認められなかったこともあるくらい、この3つの条件は力を持っています。
特約は、ほとんど無効と思って良いのか・・・
俺の10万・・・。
無知は本当に可哀想やなあ・・・
ここまでで、ボッタクリが起こる理由と、退去費用を0に出来る根拠を解説しました。
ココからが本題、退去までの手順です。少しコツがいるので、よく読んでみてください📚
また、ボッタクリ業者は大抵口が上手く、暴論でも上手に通してくる傾向にあります!
なので、退去のやり取りは全てメール等を使いましょう。記録を残せば相手も迂闊に暴論を唱えることが出来なくなります⭕
火災保険は、家災保険と言われるほど、便利なものです。
退去してからでは使えなくなってしまうので、必ず退去する前に使って壊れた所を直しておきましょう⚠
特約の確認と、解約通知を何ヶ月前に送ればよいのか確認しましょう。
解約通知は、退去日の1ヶ月前までに提出しなければいけないところがほとんどですが、2ヶ月前になっているところもあるので注意が必要です⚠
助けて師匠!退去日の1ヶ月前までに解約通知送らないといけなかったんだけど、間に合わなかった!
これってどうなるの?
やけ、よく確認しとけって言ったやん(笑)
残念やけど、解約通知が受理されるのは1ヶ月後やから、
もう1ヶ月家賃を払わんといけんね・・・
そんな!!
不動産業界ほんとに闇が深いなあ・・・
それはお前が悪い(笑)
解約通知書は、不動産屋に電話して郵送してもらうか、ネットからダウンロードして入手しましょう。
この際大事なことが、自分に不利な条件が無いか確認することです。
師匠!解約通知書が届いたんだけど内容が酷いんだ!
・異議申し立ては致しません。
・退去日までに鍵交換代とクリーニング代を支払います。
こんなの認めちゃったら、またボッタクられちゃうよ😢
そう、解約通知書には理不尽な内容が書いてあることが凄く多いんよ。
でも大丈夫!
こういった不利な条件が記載されてある場合は、
斜線を引いて印鑑を押せばその文面の効力は無くなるで👍
もしも斜線に印鑑はダメだ!と言われたら、
強制でしょうか?頂いた様式に有る内容を強要されていますので、この様式は御社が常習的に詐欺行為を行っている証拠とさせて頂きます。
もう一度聞きます。強制でしょうか?と聞き返しましょう。(もちろんメールで)こうすれば大抵の業者が諦めます(笑)
また、解約通知書には以下の6つの内容を盛り込んでおきましょう👍
- 今後のやり取りはメール等ですること。
- 入居時から合った傷についての指摘。
- 退去立ち会いはしないこと。
- 特約は無効と主張。
- 金額は専門家に確認してから返答すること。
- 退去費用の請求はガイドラインに沿ってお願いします。
この内容を盛り込んでおけば、相手も変にボッタクリ請求できなくなります。
本来払う必要のないお金を払わなければいけない可能性が出てくるので、退去立ち会いはオススメしていません。
退去立ち会いを行ってしまうと、ボッタクリ請求の同意書にサインさせられる可能性があります。
サインをすると費用を認めたことになり、
どれだけボッタクッていても『あの時サインしましたよね?』という事を根拠に、ガンガン請求に来ます❌
退去立ち会いは絶対にしないほうが良いんやけど、もしもしないといけなくなった時は、
①男性数人を同伴させる
②録画する
③絶対に、その場でサインしない
この3つを守れば大事になるケースは少ないよ!
僕の友達は退去立ち会いに行った時に、ガタイの良い強面のお兄さん3人に囲まれて、
サインしないと帰さないと言われたそうだよ・・・
怖すぎだろ!!!!
ボッタクリ業者は、なんとか請求額を増やそうと様々な工夫を凝らします(笑)
ちょうど良い角度で写真を撮って、黄ばみ・傷みがあるように見せたり、
酷いところは業者が部屋を傷つけて、壊した分のお金を請求することもあるそうです・・・
そういったことの対策としても写真は必ず撮っておきましょう📷
大事な確認作業です。明細のチェックポイントとしては以下の4つがあります。
- きちんと残存価格で請求されているか?
- 自然損耗の部分まで請求されていないか?
- 入居時に新品だった証明を相手は送ってきているか?
- 入居者と貸主の負担割合はちゃんと記載されているか?
これらのポイントをよく確認しておきましょう。
大事なことは、この請求がちゃんとガイドラインに沿った内容になっているかどうかということだね!
請求書が送られてきて時に、最もボッタクリされやすい項目がクロス料金です。
クロス単価の相場が地域にもよるが700〜800円なのに対して、平気で1500円〜2000円くらいで請求してくる会社がいます。
酷いですね(笑)
クロスの平米には、高さ×幅=平米という計算式が有り、
一般的な部屋の高さは2.5㍍で、ワンルーム一面の幅が4㍍とすると、
2.5×4=10平米という計算になり、10平米あればワンルームの1面を張替えできる計算になります。
しかしボッタクリ業者は100平米などで請求してくるため、ここは絶対に確認しておきましょう👀
あいつら何面張り替える気だよ・・・
これが一連の退去の流れと注意になります。お疲れ様でした😁
ここまで読んで頂き有難うございました!
この投稿をしっかり読んで実践すれば退去費用は限りなく0に近づけることが出来ます。
お金は皆さんが汗水垂らして稼いだお金です。だからこそ、騙されないように賃貸の知識は最低限必要だと僕は思います!
悪徳業者のようなセコい人間に騙されず、もっと幸せな使い方をしましょう👍
皆がお金に強くなって悪徳業者を撲滅だー!
なんか心配やな〜(笑)
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